夜中の喘息の発作で死にそうになる

jyabarasate87
2016年4月13日

vc

喘息の発作が起きるのは主に夜中か明け方頃です。少し息苦しい気がするとか咳がひどいなどの前兆はあるのですが、疲労や忙しさにまぎれて対処できないまま眠ってしまうと発作が起こり、大変なことになります。

 

眠っているあいだに発作が起き、息苦しさで目が覚めます。私の場合は咳はあまり出ません。というか、咳をすることさえほとんどできない状態です。肋骨のあたりを圧迫されているような苦しさで目が覚め「発作だ!」と気づいたときには、もう肺が半分になってしまったかのような息苦しさなのです。

 

横になっているのが辛く、起き上がります。薬があれば良いのですが、ないときは絶望感におそわれます。誰かに病院に連れていってもらおうと思うのですが、あいにく夜中です。

 

どうすれば良いのだろうと悩んでいるあいだにも発作はすすんでいきます。呼吸はどんどん苦しくなっていきます。少しでも酸素を取り入れようと、口は大きく開きっぱなしです。自分の呼吸する音が聞こえます。ぜいぜい、ごろごろ、と胸がおかしな音で鳴り、息をすると、ピューと子供の笛のような音が出ます。

 

気道が狭まっていて、ほんのわずかに開いた穴からしか空気が通らないのです。プールに潜ってストローを水上に突き出して息をしているくらいのイメージです。しかも、その命綱のストローがだんだんと細くなってくるのです。

 

「もうダメだ、救急車を呼ぼう」と思いますが、立ち上がることができません。電話を手にしても、指が思うように動きません。酸欠でぶるぶる震えるのです。頭ももうろうとしてきて、救急車を呼ぶのは何番だったか出てきません。

 

息ができない、息ができない、苦しい、苦しい、頭の中はその言葉でいっぱいです。誰か助けて、このままでは死んでしまう…と叫びたいのですが声が出ません。私の口から出てくるのはただ、ピューピューというストローを吹いたようなかぼそい音だけです。

 

死の危険を感じた私は持っていた電話を壁に叩きつけました。ガンガン叩く音に家族が気づいてくれました。どうしたの、という問いにさえまともに答えることができませんでした。それから抱きかかえられるようにして病院に運ばれ、救急で手当てを受けました。吸入と点滴(ステロイドだったと思います)で命を救われました。

 

病院ではアドエアという吸入薬をもらっています。発作に効く薬というわけではありませんが、喘息の予兆があるときに忘れず服用しておけばこのようなことにはならずに済んでいます。

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